娘が小学4年生でASD・ADHDと診断されるまで、私は娘の行動の理由が分からず、何度も注意し、叱っていました。
どうして同じことを繰り返すのか。
なぜ、何度説明しても伝わらないのか。
娘のことを理解したいと思いながらも、「普通ならできるはず」という枠に当てはめようとしていたのだと思います。
診断を受けたとき、私は「やっぱり、そうだったんだ」と安堵しました。
その一方で、もっと早く分かっていたら、違う関わり方ができたのではないかという思いも残りました。
しかし、診断を受けたからといって、必要な支援に自動的につながるわけではありませんでした。
どのような支援が娘に合うのか。
学校には何を伝えればよいのか。
通級や放課後等デイサービスでは、何を確認すればよいのか。
親が自分で調べ、相談先を探し、判断しなければならないことがたくさんありました。
支援を受けることだけが目的ではない
子どもの発達が気になり始めると、親は「早く支援につなげなければ」と考えます。
私もそうでした。
けれど、支援につながること自体が最終的な目的ではありません。
大切なのは、その支援によって子どもが何を経験するのかということです。
大人が困っている行動を減らすことと、子ども本人が生きやすくなることは、必ずしも同じではありません。
周囲に合わせることばかりを求められたり、できないことを繰り返し指摘されたりすれば、子どもは少しずつ自信を失っていくことがあります。
私は精神科の病棟や訪問看護で、成人期の自閉スペクトラム症の方と関わってきました。
そのなかには、不安や抑うつ、強い自己否定など、発達特性とは別の精神的な困難を抱えている方もいました。
成人してから積み重なった生きづらさを整理し、考え方や生活を立て直していくことは簡単ではありません。
だからこそ、子どもの時期の支援では、「困った行動を直すこと」だけではなく、ぶれてはいけない大事な考えがあります。
支援を選ぶ前に考えたいことをnoteにまとめました
親は、子どもの将来を考えるからこそ焦ります。
勉強についていけるだろうか。
友達とうまく関われるだろうか。
このままで社会に出ていけるだろうか。
その不安から、本人が困っていることよりも、大人から見て直してほしいことを優先してしまう場合があります。
私自身、娘のためだと思いながら、先回りしすぎたことや、本人の気持ちを十分に見られていなかったことがありました。
noteでは、母親として娘を育ててきた経験と、精神科看護師として成人期の自閉スペクトラム症の方を支援してきた経験から、子どもの支援を選ぶ前に親が考えておきたいことをまとめています。
「どの支援を選ぶか」を決める前に、何を目標にして子どもを支えていくのかを考えるための記事です。
▶ 有料note「ASD・ADHDの子どもの支援を選ぶ前に、親が知っておきたいこと」
家庭ごとの悩みを整理する個別相談を始めました
ブログやnoteでは、私の経験や、多くの方に共通する考え方を伝えることはできます。
しかし、発達特性の現れ方や子どもの年齢、家庭環境、学校との関係は一人ひとり異なります。
情報を読んでも、
「自分の家庭の場合は、どう考えればよいのだろう」
「何から相談すればよいのか分からない」
「学校や支援先に、どのように伝えればよいのか分からない」
と、かえって迷うこともあります。
私自身も、娘の行動をどう受け止めればよいのか分からず、母親仲間や先輩、主治医に相談、本などを頼りながら考えてきました。
当時、今起きていることを一緒に整理し、次に何をすればよいのかを具体的に考えてくれる人がいれば、と思っていました。
ココナラの個別相談では、ただ話を聞いて終わるのではなく、現在困っていることを一緒に整理します。
必要に応じて、学校や支援先に伝える内容、相談するときに確認したい質問、次にできる行動まで考えます。
診断をしたり、特定の対応を押しつけたりするものではありません。
看護師として20年以上、精神科の病棟・訪問看護で約10年働いてきた経験、自閉症スペクトラム支援士アドバンスとして学んだ知識、そして母親としての経験をもとに、その方に必要な整理を一緒に行います。
親だけが考え続けなくてもよいように
診断前も診断後も、親が迷う場面はたくさんあります。
支援の情報を集め、学校と話し、家庭での対応を考えながら、「これでよいのだろうか」と一人で悩み続けることもあります。
けれど、親がすべてを一人で抱える必要はありません。
まず考え方を知りたい方にはnoteを、ご自身の家庭の状況を個別に整理したい方にはココナラの相談を用意しました。
必要な方に、必要な形で届けばと思っています。

