『頑張って、頑張らない』を観て。肩の力を抜くことが苦手な私に残った言葉

映画・ドラマ・本

日本映画専門チャンネルで放送されていたヒューマンドラマ『頑張って、頑張らない』を観ました。

山奥のシェアハウスを舞台に、仕事を頑張りすぎて心を壊した人、社会になじめず生きづらさを抱えている人など、それぞれに事情を抱えた若者たちが暮らしています。

過去の傷を抱えながらも、一緒に生活する中で少しずつ支え合い、自分らしい生き方を取り戻していく物語です。

このドラマを観ていて、何度も引っかかったのがタイトルでした。

「頑張って、頑張らない」

この言葉が、今の私にはとても大事な言葉に思えました。

私はこれまで、仕事も家事も育児も、その時その時で自分にできる精一杯をやってきたつもりです。

肩の力を抜くということが、よく分かりませんでした。

仕事では時々、

「もう少し肩の力を抜いて」

と言われることがありました。

夫からも、

「もっと楽にしたらいいのに」

と言われたことがあります。

でも、楽をしたくても、やらなければならないことはたくさんある。

誰かが代わってくれるわけでもない。

結局、自分がやるしかない。

そんなふうに思ってきました。

だから、「頑張りすぎないで」と言われても、単純に「はい、分かりました」とはならなかったのだと思います。

頑張らないことが大切なのは分かっている。

でも、頑張らなければ回らないこともある。

その矛盾の中で、私はずっと生きてきたような気がします。

だからこそ、このドラマの「頑張って、頑張らない」という言葉が心に残りました。

「もう頑張らなくていい」と自分に言い聞かせるだけではなく、

頑張ることも必要。
でも、すべてを全力でやらなくてもいい。

そんなふうに、自分の中で少しずつ力の入れ方を変えていくことなのかもしれません。

これまでの私は、「やるか、やらないか」で考えていたのかもしれません。

でも、本当はその間に、

「今日はここまででいい」

「これは頑張るけれど、これは手を抜く」

「全部を完璧にしなくても大丈夫」

という選択肢があったのだと思います。

このドラマに出てくる若者たちのように、誰もが何かしらの生きづらさや過去を抱えている。

それでも、人と一緒に過ごす中で少しずつ自分を取り戻していく姿を見て、人生はずっと頑張り続けなければならないものではないのだと思いました。

私自身、これからは少し意識して、

「頑張って、頑張らない」

を自分の中に置いておこうと思います。

頑張ることをやめるのではなく、頑張り方を変える。

全部を背負わない。

できない日は、できない自分を責めない。

そして、今まで頑張ってきた自分に、「もう少し楽にしてもいいよ」と言ってあげる。

このドラマは、そんなことを考えるきっかけをくれるのではないでしょうか。

頑張りすぎて疲れている人だけではなく、「頑張れない自分はダメなんじゃないか」と思っている人にも観てほしい作品です。

私にとっては、ドラマを観終わったあとも残る、ちょっと大切な言葉になりました。

「頑張って、頑張らない。」

これからの私の意識の中に、そっと置いておきたいと思います。

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